● Quine's Bookshelf ●

<< ASHURA CLOCK | main | とにかくここがパラダイス >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - |
青いバナナと夏空と


と、まあそんなこんなで先日ようやくあがた森魚の
新作「ギネオベルデ(青いバナナ)」を購入しました。
超大作「日本少年2000系」で満足して以降なんとなく
氏の音楽から離れていた為、Amazonで勧められるまで
このアルバムが発表された事すらうっかり見落として
いたんですけど、久々に今回この作品を通して聴いて
自分の中でにわかに「あがたLOVE」が再燃。

つーか、この完成度の高さ・キモチ良さは何事デスカ?

これまでもフォーク・ロックから無国籍、民族音楽に
テクノポップにタンゴと様々なフィールドを縦横無尽に
行き来しつつジャンルに埋没しない独自の世界観を構築
していた人ではあったけど、今回はその中でもかなりの
新展開。かの名作「バンドネオンの豹」においてタンゴを
取り入れつつも単なるジャンルの模倣として終わるのでは
なく、その音を消化・吸収したうえで完全に彼独自の音楽
として成立させていたように、ドミニカ共和国で現地の
音楽家達を交えつつレコーディングされた今作もまた
「他にどこにもない・誰も体験したことのない」まさに
あがた氏以外では誰にも作り得ない唯一無二の音楽と
なっており、あがた森魚という音楽家の持つ底知れない
創造力を改めて再認識することと相なりました。


「20世紀の中頃に生まれた僕は、この21世紀の初頭に
 あっては、旧世紀に熟してしまったバナナでしかない
 かもしれない。けれども、この『ギネオベルデ』を
 形にして、自分はまだまだ小さくて堅くて何も知らず、
 この宇宙の片隅におののいている青いバナナのような
 ものにもおもえる。 」
           あがた森魚ライナーノーツより

なんて、こういうことをサラリと言いつつ、さらに新しい
フィールドへと果敢に踏み込んでいける50代って本当に
格好良いと思いますね。というか、こんなにワガママに
自分の好きな方向へと歩いていける表現者もちょっと
珍しいんじゃないだろうか?かくありたし。

自分的にはしっとり始まる1曲目「少年カリブ」および
不思議なリズムの2曲目「銀星」がかなりお気に入り。

暑い夏の昼下がりにクーラー切って窓全開で、ラム酒でも
ちびちびやりつつ、ゆーったりと聴きたいアルバムですね。

本日のBGM : 少年カリブ〈あがた森魚 / 2005〉
| quine | 音楽 | 09:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 09:58 | - | - |









http://quine.jugem.cc/trackback/9
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)
ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF) (JUGEMレビュー »)
ウィリアム ギブスン,ウィリアム・ギブスン
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ RECENT TRACKBACK
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE